俳句的つぶやき

camera-eye

アキチョウジ&bee camera-eye この言葉 評論などで見かける わたしも ときどき使っていた ような気がする^^ ところが この意味 いままで ずっと カメラマン独自のまなざし というか 感覚みたいなものだと 漠然と思っていたんです。。 アザミ 広辞苑を調べ…

wish

Sさんと話せてよかった 彼の俳句に対するスタンス なんとなく感じていたけれどいつか聴いてみたかった 彼は決して揺らがないし もっとずっと孤高だけれど 近い やっぱり。。という感じ 俳句の本質 とか どうしたらこんな句が とか 俳句って こんな感じでもい…

 empty dream

empty 吟行派か 机上派か そのフィールドワーク的考察 なんか カッコつけてるなぁ。。 そもそも こういうカテゴライズに意味あるの? まぁそんなカタイこと 万事flexible 大雑把に^^; 歩いてモノを眺めてなにかに触れて そのvividな印象を 的確かつ鮮明に…

trace 

真上から見ると こんな感じ… さて 何のお花でしょう? ひとつひとつは いかにもラン科らしい造形 スパイラル・デュオ。。 もう わかっちゃいましたね^^ 正式名は 文字摺草 捩花 spiranthes sinensis var. amoena 英名 ladies-tresses pearl-twist ふと 古…

メビウス+α

はるか宇宙の彼方から 今月も〆切が訪れる で かなり深く潜ってました^^ ヒントだらけのはずなんだけどなぁ 難しかったらしい なぞやしきクイズ でもね クイズ遊ぼうよ!!!をひらめいてから ミョ〜に俳句脳が冴えてきて^^; 不思議な突破口^^ これは な…

空をみつめる

春の鳶寄りわかれては高みつつ 龍太俳人 飯田龍太が亡くなってから いくつもの追悼特集が編まれている 地元の京都新聞社 評論 無名の墓石の一つとして 小川軽舟を読む文学を志す故郷喪失者がテーマとしてきた郷愁 けれども龍太は故郷で俳句を生み出した 累累…

case

発売中のリレー・エッセイを読む 俳句研究5月号 心のオアシス 一読 いつもの的確で爽快で ユーモアを含んだ彼の話しぶりを彷彿とさせる 彼の定義するとは… 知的快感を与えてくれて 話したあと 心は 適度に昂揚しつつ 頭は すっきりと片付いている人のこと ら…

 俤

なぜだろう 挽歌ばかり出来てしまう Sさんから届いた似顔絵 もうちょっと面長だったら そっくり 声まで聴こえそうなくらいなにも忌日だから 挽歌が生まれるワケじゃない 万葉のころは 殯という期間があって もがり とも あらき とも 呼ぶ そんな感じなのかな…

aqua

春寒が続くと思ったら お水取りだった きょう未明 東大寺二月堂の若狭井から汲み上げられた聖なる水を心に浮かべる 籠松明の雪のような火の粉を浴びたあと 戒壇院あたりの闇をお宿まで歩いた想い出… 青衣の女人は過去帳の中で名前を呼ばれたろうか 752年から…

crystal

どうやら〆切に間に合って投函〜 書き下ろし10句をarchivesへupしました タイトル 唐櫃越えの尾根で原石を拾う おやっ これは〜☆ 小さいころ近くの通称@水晶山で見つけて抽斗に仕舞ってた あの水晶そっくり! 時空を越えて逢いに来てくれたの?水晶^^ と…

ただいま発売中の俳句研究3月号に Eさんがわたしのことを書いて下さいました ありがとう☆Eさん 誰にバトンが渡るかわからないリレー・エッセイ それ誰のこと?ってほど美化されていまして; 偶然 本屋さんに立ち寄られた方は これも運命だとあきらめて^^ …

大好きなギリシア神話をテーマに俳句を編もうとして ホメロスやトマス・ブルフィンチを読み返す 幼いときから絵本や児童文学全集などで親しんだ物語なので キャラクターはみ〜んな幼なじみ状態^^ プシュケに寄り添ったり アキレウスに恋したりこんなわたし…

気象学的天文学的には まだ冬らしい けれど 俳人にとっては どんなに寒の戻りがあろうと既に春の認識☆ 春の寒さは余寒 雪が降っても春の雪 どこかに春を見つけた〜い♪ そんな気持ちでい〜っぱいになる なのに 寒中見舞のお話です; 年賀状の時期は文字通り走…

リレー・エッセイのバトンを渡される 誰から誰に渡るのか その意外性 バトンを渡す人が受け取ってくれるか そのスリル 友の瞳に一体どう映っているのだろうか その不可思議 さて バトンを受け取ってくれた人を作品を どう料理するか じゃなかった^^ その素…

ミステリーで 先が読めてしまうほど つまらないことってない 俳句も 自分自身を含めた読者を ガッカリさせない為 種は明かさない ゆえに 俳人は寡黙 ってホントでしょうか^^ 静養中のため ひたすら声を出さないように努力 時雨空から 太陽のひかりが届く …

たましひにふれたらきつと竜の玉 にんげんに戻る白鳥の仕草かな 山眠りをりアポロンの矢を受けて うたかたの水の底まで冬麗 冬ざれのメディチの赤き実を落とす 雪螢穹の扉の開いてゐて 読みは りゅうのたま スワン しぐさ ふゆうらら ゆきほたる そら 1句目…

万一 句集を編むことになったら きっと 書き下ろし形式にするだろうな それが 多分 今の私に一番フィットしそう いままで 過去は振り返らない主義だった そうなったらオワリだと固くなに信じていた 前ばかり見つめ過ぎて 忘れものに気が回らず 見つからない…

ある依頼を受けて エクセルに保存している既発表の俳句作品をセレクト 未だ句集を出すことに興味がないので 毎月ひたすら保存 過去に50句で挑戦したものやら いつのまにか 2千句を越えていた 未発表も実は結構あったりして… まあ感慨に浸ってばかりもいら…

夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる 鷹はきっと悲しかろう ゲド戦記☆宮崎吾朗版で 劇中テルーという少女によって歌われるテルーの唄 テルーとは誰か 竜の血族 らしい かつて竜と人はひとつの存在だった… 朔太郎の詩のパクリだとか 散々な目に合ったジブ…

悠然とお掃除の行き届いた池を回遊する錦鯉の群れ 近づいても怖いほどの口でわらわらと迫ってきたりしない不思議 そればかりか泳ぎ方にも工夫が見られる ホントですってば シンクロほどじゃないけれど 一列になって大回りに泳いでみたり とにかく動作が機敏 …

季節を変えて何度も訪れる薬草園 その度に新しい樹や草を発見する 結構丹念に見ているつもりなのだけれど 見落としているのだろう 近くには 人麿の歌ゆかりの いまどき珍しいれんげ畑が広がって だあれもいない気配 誰かが犬神家の一族>を連想してたっけ 薬…

で 花背で肝心の俳句は出来たのか これはまあ 秘密 それより ノアの彼↓のお話は 結局どういうところへ落ち着いたのだろう まだ気になる 確かにぶっとんだ感性だけど 響き合うものがない訳でもなく… かつて 奈良の宇陀野で 吉宗が始めたという薬草園へ吟行し…

ブレードランナーの雨とか バックホーンの堕天使ごゑとか やたらハードなものが好きなんだねってときどき不思議がられる わたしの中の暗黒面が好みに反映してるのかなぁ 人間ってイメージのまんまのヒトも 偶に稀に奇跡的に生息してるけれど やっぱりイメー…

東京研修は野分とぶつかって波乱含みだった けれど楽しい出逢い これが旅の輝きとなる まず研修のグループ・ワーク ベストメンバーで名残惜しいほど仲良しに♪ だけど このあと風切羽のリアル句会<秋の祭典>が待っている ところが 汐留に先にチェックインし…

<俳句>10月号で鑑賞した作家さんがひとり静かに旅立たれた 送られてきた季刊誌で知る 彼の願い通りに 一切のセレモニーなし 献体されたそうだ 編集長でさえ7日後に知ったとのこと 評論を読んでもらうことは叶わなかったけれど 潔い生を全うされたんだな…

漂泊ってステキだ 西行や芭蕉や山頭火みたいに生きるのは かなり覚悟いりそうだし^^ だから 取り敢えずココロの中で漂泊する そんなとき俳句という詩形は最適だ パスポートも宇宙船も要らないから

〆切でやや自暴自棄 ACIDMANを聴いて 今の自身の作品すべてに納得出来ない荒ぶるココロをなだめる(^_^;) <赤燈>初めての楽曲がコレって彼らはタダモノじゃないなあ <季節の灯> (*^_^*) <波、白く> (^o^)/ <River> (*^−^)ノ お気に入り…

この世は 思いも寄らないことと あたりまえのことと 少々の自惚れで成り立っているのかもしれない 兎に角 今はU編集長の言葉を信じよう 全力を尽くした自分自身を 俳句を始めてから さまざまなことで闘ってきた これだけは譲れないって部分で 今も闘い続けて…

見たままを写しとったつもりでも それはヒトの脳の解釈 らしい 写生はココロの光景を写し取り 感覚としての真実こそが詩と成り得る 句会での自己防衛に〝見たままなんです〟 だからどうなの?の世界なんだけど 作者は見たままこそが写生=感動なのだと信じて…

はじまりに何をつぶやこう 8月の空に向かって 優れた評論家が 際立った作家である必要はない けれど俳句は 宿命的に作者であることと 論者であることが重なる 実作者だから見えてくるものもある それを逆手にとって切り込む 見えないものを見つめる目 聴こ…