2005-01-01から1年間の記事一覧

殺伐と行く年来る年 現代のファンタジー〝野ブタ。をプロデュース〟が終わってドラマの愉しみゼロ で本ばかり読んでいる 勿論ロック♪を聴きながら そう云えばこのあいだ難波駅構内で〝修二〟を見かけた! 地下鉄へ下りる階段の柱に大きな修二 妄想は置いてお…

年の瀬に今更だけれど ブログってエライ人気なんだ 1億総評論家 吟遊詩人も10ヶ月以上つぶやいている奇跡 娘によると自己満足の極致とか 確かに ときどき一体何やってんだぁ?と思ったりもする 表現者とは情感に欠損があって それを補う為に何かを生み出さず…

今ほど刺激が氾濫していなかったから 新しい本が届くまで何回も繰り返し読む フレーズを覚えるほど読む だからキャラクターと親しくなれるワケで 終いにはサイドストーリィを考えて愉しむ このころから妄想癖が徐々に育っていたんだな 純粋に楽しみで読む本…

聖書にもたびたび登場する異教徒という表現 キリスト教を信じなければ愛されないし排除される 神は愛なりっていうのは信者にのみ効果があるという発想 つまり吟遊詩人はまるっきりの異教徒 いくら砂漠の文明だからって狭いなあ了見が そこで軽く失望してしま…

幼稚園&大学がミッションで 真ん中の小中高は公立 引っ込み思案な!幼少時からいいところを見つけてくれる先生ばかりで 振り返ると好きなように生きていた気がする つまり納得できることしかやらない これは今もかな 大学では専攻以外にキリスト教を知ろう…

シェイクスピアも偉大だけれど ホメロスってやっぱり好き 別に彼が吟遊詩人だからってワケじゃないけれど 学生時代にランチで集まる宗教センターの本棚から借り出して 夏休み中独り占めの〝イリアス〟&〝オデュッセイア〟 だってどうせ誰も借りたりしないん…

〝トロイ〟これまで同種の素材を扱った作品の中で一番かな トロイが攻め込まれる最後の戦闘シーンは美しかった VFXはどうでもいいんだけど 人間が描けていないとスペクタクルでもツマラナイ ブラピという稀有な役者を得てまるで見たこともない世界がリアルに…

〝スカイ・キャプテン〟&〝トロイ〟を観る ジュード・ロウとパルトロウ かたやブラピ どちらも字幕が良かった 訳し方ひとつでかなり作品のイメージが変わってしまう ちょっとした科白なんだけど印象がガラッと 吹き替えだけは絶対に観ない 娘が小さいときも…

ホワイト・クリスマスになればいいな!なんて夢想していたら 昨日は猛吹雪で遭難しかける そういえばJAPAN1月号の2万字インタヴューで藤クンがクリスマス☆ライヴの想い出を語っていた 吟遊詩人のクリスマスは聖夜劇 娘も同じ幼稚園へ 新任だった先生が園長…

大根餅は神戸の南京町で出遭って以来のお気に入り 柔かいお餅の中に豆や葱やスルメ?などが入っている不思議な食べもの 大根と上新粉で作るらしいけれど 中国4千年の味かな これは田楽のような竹串に刺して網で焼く 粳餅=うるち餅 こちらはこのあいだ室生村…

神戸元町を歩いていて 夜の南京町へ踏み込んだとき 〝千と千尋の神隠し〟の迷い込んだ町にそっくりで驚いた記憶がある 以前に住んでいた町の裏山が夏の夜に火事になって 山が迫っていることもあり近くまで火の粉が牡丹雪のように降ってきた そのあとしばらく…

阪神淡路大震災の年の12月から欠かさず通ってきたルミナリエ 16世紀イタリアを起源 ナポレオンの凱旋にも使われたと聴いた記憶があるけれど 神戸は勿論 鎮魂と復興・再生への希望が込められているからこその光の祝祭 点灯の瞬間は言葉を無くす 光がこん…

〝スクラップ・ヘブン〟の口直しに〝閉ざされた森〟を観る ホラーみたいなタイトルだけどトリッキーなアクションでカーニヴァルの裏路地が効果的 カーニヴァルって死者の祝祭だったんだなと今更ながら気づく 癖のあるトラボルタだとつい悪役かと想像するが …

全き月光虹というものを見る それは昨夜のこと 雲がちょうど月の周りを取り巻いていたから あの虹が顕れたのだろう 凍えそうな寒さなのに一瞬魅入られたように立ち止まってしまう 今夜の月は真珠のような輝きで真下の雲を照らしていた その雲というのが 半端…

一昨日の夜はThe Back Horn 彼らは5月より熱かったかと言えば??? けれど音楽は確実に進化を遂げていた 問題にするならオーディエンスかな ノリが良すぎてついていけない感じ その熱気に戸惑う 堀江方向を臨むRiver Caféでエスニックな夕食 余裕で2階指定…

土曜日だというのに植物園は人口激減 ポインセチア展に惹かれて何年か振りで温室へと向かう カカオの実の大きさ形状に驚く バオバブは元気そう ふわふわ垂れ下がる寄生植物 目の前に立ち塞がる百足みたいな不思議な花 ポインセチアといえばギリシアのロード…

最近は図書委員といえど インタヴューもこなすらしい 娘によると面白すぎてカットするところがなく異例の前後編オンエア 流す音楽を好みで選んでDJ気取り 周りは受験生だからとひとりで引き受けている このあいだは本の紹介を冊子にまとめていた 〝野ブタ。…

残念ながら目にすることが出来なかった竜穴 なんでも室生あたりは かつて火の山で あちこちに洞穴があるらしい 想像していたのは もっと風穴のような冷気が噴き上げてくる穴だった それよりなにより 滝谷のしょうぶ園が素晴しかった 季節は外しているけれど …

現在発売中の月刊〝俳句〟12月号の作品を読んで下さった方々から 心のこもった感想をいただく これほど嬉しいことってない 今回は誰に頼まれてもいないのに自分でハードルを高くしたから 一体どんなものが生まれるだろうって不安がsupernova並み だから一入 …

このツアーのGRAPEVINEは色気と威厳とか 確かに 田中さんって声とか表情とかセクシーかも ツアーの終幕でよくあれだけの声とパワーを保てるなあというのも驚き プロの自覚&見せる=魅せることへのサービス精神 やっぱり関西人 さすが大阪 なにより彼の紡ぎ…

GRAPEVINEは聴かせるだけじゃなく 見せることも十分意識したステージだった 2階席から観ていたので バンド全体が見渡せて 劇団四季ばりの照明も堪能 GRAPEVINEのオーディエンスは平均的に背が高い 当然スタンディングだと見え難い 初めてのロック☆ライヴで驚…

勿論このGRAPEVINEは娘のお勧めで なにしろ大阪だし夜だし しかも友人は受験生なので誰もつきあってくれない というからボディーガードとして あくまで付き添い だったはずなんだけど 結構楽しめた 根っこがお祭りB型だから? 娘はDNAだと断言するが 最近の…

遂にBUMP OF CHICKENのチケットを入手 大阪城ホール初日 まだ来年の2月 12月のThe Back Hornが今年のラスト☆ライヴとなりそう 先夜のGRAPEVINEは明らかに客層が異なっていた なぜか1曲目から柵の前で暴れて摘まみ出される奇特な観客もいない 1階のスタンディ…

朝日の日曜版に〝魔王〟の書評が出ていた 評者は角田光代 〝考えないことの恐怖〟&〝考えることの恐怖〟を感じたという 1冊の本でもいろんな見方切り取り方ができる 同じ伊坂幸太郎の〝ラッシュ・ライフ〟〝アヒルと鴨のコインロッカー〟このあたりはまだま…

健診の書類を受け取りに京都へ 検査の日は体調万全 問診でも〝この心電図はスポーツやってた波形だね〟なんて言われて気を良くしていた レントゲンも夏のはじめの気管支炎の画像に比べてクリアだったのに 真冬生まれの割りに寒いのが苦手 極端な冷え性 なん…

昨夜のGRAPEVINE キャリアというか積み重ねって素晴しい 彼らの音楽は洋楽を聴くような不思議さがある つまり歌詞を読んで歌を聴いてという手順がいらない 音楽そのものに反応できる ヴォーカル自体も楽器の一部であるかのように響く ステージは25曲 構成も…

K誌への投句完了 清書前に風切羽句会の10句 競泳結果が届き またもや悩むこと暫し ネットで句会というのは聴くより参加するほうが面白い これは紛れもない事実 遠くても心を発信受信することができる 勿論オフ句会は更に楽しい 100年ぐらい先の未来なら 月や…

香港ノワール 1作目を観たときは知らなかったけれど 3部作らしい しかもブラピがハリウッドでリメイクと聴けば これは観ないとね で 2作目は前作の謎が疑問が少しずつ見えてきて より哀しい過去編 そうなると1作目をもう一度観たくなる でも消えていた …

今季のラスト・コレクション パーティ・ラインが入荷してお店は華やぎ始めた 娘に〝仕事も俳句も楽しいことばっかりでいいね〟と言われる これって皮肉なのか まあ荒立てず素直に聴けば それほどシアワセそうに見えるってことらしい りんくうのホテルへ修行…

きょうは定例つりがね句会で京都市内へ 郊外の田園地帯を北へ 粧いはじめたなだらかな山々に囲まれるだけでホッとする 先生が逝かれてから初めての集まりなので 追悼句が散見される 追悼句の難しいところは 悲しみのあまり感情が優先してマイナス要素ばかり…