2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

きのうは憧れの仕事について書こうとして 方向性がパラレル 仕事というよりやってみたいこと 仮の世にまだやり残していること かな 今の仕事も予てチャレンジしたいことのひとつだった トライしてみると想像を上回る創造の楽しさで だから夢が叶ったともいえ…

舞台人はムリなんて大胆なことをコメントしたけれど ときどき咳き込むと止まらない 数年前に気管支を痛めてから過敏になってしまったのか 今の仕事も声を使う のでかなり気を遣う 常に喉を湿らせておく 乾燥厳禁 塵一粒でも吸い込むとダメ 娘がヴォイス・ト…

夢や憧れを抱いて 懸命に生きている最中 理不尽に命を奪われる これほど悲しいことはない 普段必要にかられて利用する鉄道やバス 命を預けて生きていることの怖さ 宝塚まで1時間 乗り換えなしの便利さで たびたび使っていた車両だけに驚きは大きい 三田や北…

ゴッホ展に関する美術評論を読む 伝説やタイトルに捕われず〝自分の眼と感覚を頼りに絵を観よう〟に共感 〝炎の画家ゴッホ〟なんてタイトルの画集 手にとる気がしない 〝ゴッホの証明〟は読み物として面白かったけれど 〝ぼくは靴屋が靴を作るように絵を描き…

匂い菫のプランターから見たこともナイ雑草が生えてくる 今頃なんだろな〜 ズボラな吟遊詩人は水を遣りつづけた去年 菫がもう一度咲くかもしれないと期待して 熱帯夜に蕾がついた 白くて捩れた細長い蕾 紅い斑点が次第に殖えてくる もしや! きっかり満月に…

話に主語がないと指摘される そういえばそうかも 省略の古典なんだけどなあ もっと親切になろう 先日CEOが交替 新人研修での心に響くストレートなお話 イチローとか愛犬物語とか それらはいつもイントロで 突然お寿司屋さんとかお米屋さんへ飛翔 羽化しつづ…

本をあまり読まない娘に読め読めと薦める ところが先日こんな記事を発見〝本を読むことが学問ではない 本は自分の考えていることが載っていないのを確かめるために読む 現場や目の前で起きた現象を信ずるのが大切〟と民博の梅棹忠夫さん 流石!世界中をフィ…

夜明けのさくら 目覚ましをかけたけれど 東向きのお部屋で山の端に日が昇る寸前 谷ひとつ越えた山の中ほどに一本の白い桜があって朝の光を受け一層輝いている 同じ連なりの山の空間に抱かれる如意輪寺へ逍遥 この旅はネット句会から生まれた句座の吟行だった…

週末の吉野行 役小角や西行や桜の精をすべて味方につけた旅だった 上千本までさくらは満開 西行庵の奥千本は二分というところ 桜花壇の広間から眺める景色に言葉を失う 舞い上がるさくらの花弁になってしまったような儚い気分 ところどころライトアップされ…

窓辺の小さなマイ・ガーデン 北向きなのに 土の中があたたかくなり ふたたび緑が甦る 春という季節の偉大さ 日蔭を好む蛇の髭や蔦やヒースを植える その空間に天を映したような青い目の猫が一匹 夜の闇を身にまとう騎士 バンプの唄そのままに 違うのは 目玉…

世の中には不思議なご縁と呼ぶべきものがホントにある 件の雪紅の友人は木原敏江の縁で知り合った そんなことさえ忘れ果てるほど永いおつきあい初めて出遭った日に一目惚れ そのとき自分にないものを彼女は持っていた 知的でお淑やかな外見からは想像できな…

ドラマシティー〝睡れる月〟観劇日 木原敏江の〝雪紅皇子〟を友人が持参してくれた 舞台のイメージそのままだという 藤の花のシーンや特定のセリフなど確かに彼女の世界観にかなりインスパイアされたみたい 木原敏江の作品では後鳥羽上皇の時代を描いた〝風…

〝更級日記〟結構好き 先述の〝御津の浜松〟も同じ作者 転生という言葉からはリセットして すっきりやり直すイメージが強い だが実は失敗も後悔も丁寧に繰り返すとか 自分のまわりの別れ&出遭い これは立場は入れ替わっても前の世にも濃く淡く関わった人々…

あすから2泊3日で吉野山へ 故に日記はペンディング 予定では16日奥千本の西行庵まで登って下りてのハードな吟行 かの桜花壇に宿泊 夜桜&句会 17日は朝桜を愛でつつ中千本あたりを散策のち句会 たとえ花が盛りでなくても雨でも楽しめるのが俳句の良い…

吉野について調べ出すと 吉野を何も知らなかったことに気づく わたしの師は吟行するたび〝そこを詠うのではなく そこで詠め〟と仰る その季節その日その時間の空気をビビッドに感じることが重要だと また〝俳人は寡黙でなければならぬ〟とも このあいだドラ…

吉野が近づいて来た 今更だけど駅まで歩くことにする シルクシフォンの花柄ドレスにスニーカー ま・いいか 仕事柄ゆえ足の指には胼胝 よってパンプスで歩くと魔女に脚を貰ったばかりの人魚みたいに呪いがかかる 歩くたびに頭の骨にキーン だからスニーカー …

のどかな野鳥園の続編 花粉警報の筈なのに恐る恐るマスクを外しても息ができる なぜだろう? 見渡すと杉や檜ゼロ 照葉樹林落葉樹だらけ 吟遊詩人の育った場所もバックに雑木山 すめらぎの沓だけを葬ったと伝える御陵 つまり絶滅危惧種の宝庫 ガラスの10代の…

ロック♪バンドのザバックホーンを初めバックボーンだと思っていた バンド名にバックボーン いやあスゴイ名前を付ける奴らやナと つい最近ホーンだと気づく 実は彼らにも夏フェスで出遭っていた けれど演奏中はグッズを見るために移動するという極めて私的な…

パウル・クレーの画のタイトル 色遣いはパステル・トーンだけど どこか表情が淋しげ ひどくピュアで切羽詰った感じ 娘がまだ小さかったときメッセージとともに手渡される〝ままが すきな ぱうるくれーの えを あげるよ〟 画材屋さんに貰った古いカレンダーの…

お薦めスポット 常照皇寺フロントの枝垂桜 野道を随えた塚のような中州のような草の上に散り敷く 桜樹の廻りは蒲公英やはこべで飾られて デコレーション・ケーキみたい 御苑に近衛ゆかりの糸桜 小鳥が啄み花房を落してゆく 意外に穴場 山科疏水の蛇行する流…

桂坂の野鳥園へ 阪急桂駅からタクシー¥1530也 桂というよりここは大枝でした 柿狩りの名所 シーズンは筍だけど 野鳥の聖域はその突き当たり 友人の想像は天空を覆うような巨大な鳥籠の中で野鳥が囀っているエデンな場所 そんなのあり?俳人のイマジネーショ…

天つ神とペアな存在 どことなく醜悪なイメージ しかも暴れン坊 きっと余程耐えられないことがあったに違いない 自分で自分を抑えられない だから神の鏡に封印されたのか 一方天つ神 根拠はないけれど秀麗なイメージ オリンポスの神々同様キレイすぎて近づき…

唐突だけど 娘がAO入試の出願認定をもらった まだ入学前サポートという試練が待っているが 大きなゲートは潜りぬけた もうすぐ高3の春休み 2泊3日のハードな合宿ゼミ ベスト・ジーニストの学長に紅茶をご馳走になったり 先生方や在校生そして参加者との濃…

神戸のタワレコで入手したマイ・ファニー・ヴァレンタイン☆スティング・アット・ザ・ムービーズを聴く 声というより囁きのような 囁きというより魂そのもののような なぜだか心地良い眠りを誘う 春はやはり睡ることで基本的にバランスをとっている気がする …

花粉非常事態のさなか 海風山風渦巻く神戸を歩く 木蓮が眩しいのか風が煌くからなのか トアロードの坂を曲がると伝説のライヴ♪ハウス〝チキンジョージ〟 午後3時 壁の落書きに見入ってしまう 時折リハの音が漏れてくる しかも向いは生田神社 かつて源平合戦…

主人公のキャラについて 優柔不断 俗に巻き込まれ型 サブキャラ これは多彩 敵役から友人タイプまで 拮抗しながら只管メインを引き立てる 厄介ごとへ引っ張り込む 恰も偶然のように当然のように 静に対する動 美味しい役どころ WOWOWでのR&J放映につき再燃 …

がっかりした〝キング・アーサー〟とうとう見逃した〝アレキサンダー〟〝オペラ座の怪人〟いつのまにか過ぎていった ごめんねジョニー〝ネバーランド〟行けなかったよ やはり花粉のシーズンは躊躇いが先に立つ 去年のことなのに未だ楽しめる大英博 って私だ…

Nホテルで茶粥をいただいた日の朝を私は忘れない 花粉で体調最悪 喘息初期症状さえ出ていた にも拘らず1泊吟行に参加 メンタル面でもかなり追い詰められていた そんなときにキツ〜イ一言 当たっているだけに人格まで否定されたような気がした まさに根っこが…