minstrel12092006-10-06

東京研修は野分とぶつかって波乱含みだった けれど楽しい出逢い これが旅の輝きとなる まず研修のグループ・ワーク ベストメンバーで名残惜しいほど仲良しに♪ だけど このあと風切羽のリアル句会<秋の祭典>が待っている ところが 汐留に先にチェックインしようとホテル往復で遅刻←こういうのを天然系B型と呼ぶらしい 真似しないようにね オフ句会☆楽しすぎて弾け過ぎて語ると長くなるので改めて↑つぶやく予定^^ Eさんとシネマのようにハグして別れ 帰途なぜかホテルを見失いそうになる 夜は夜で娘が一瞬行方不明でメールや電話で度々起こされる やっと所在判明 

翌朝 朦朧と目覚めたら嵐はさらにグレード・アップ それでも上野の東京都美術館を目指す 土砂降りの上に寒い あんなに大きな樹が風に煽られている 美術館の落ち着いた雰囲気も岡崎界隈と似ているせいか 府立植物園の針葉樹の森を想い出す
 
この眼ではじめて観るしんのすけさんの絵<Root2> 色彩も質感も想像以上の圧倒的な力で迫ってくる 所謂 抽象画なのだけれど明快な印象 彼の絵の周りだけ 爽籟の気配に包まれて というより何か清らかなものが放たれている感じ 初めての呼吸で描かれたような清々しさ 心の渚をそっと開けて見せてもらったようで 嵐なんて忘れそうなくらい 静かな海の底へ降りていく心地 流れる永遠の時間

 
ぎりぎりでのぞみ号に飛び乗って帰途につく 名古屋辺りで すっかり青空 雲は低いけれど 天使の梯子が眩しい オマケが今夜の満月 虹色の雲のブーケに包まれていた 未だ上空は強い風らしく ブレたような十五夜