2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ふたたび植物園まで足を伸ばす お彼岸のころに比べて 徐々にけれど確実に変わりゆく森 薔薇園が絢爛豪華 薔薇の実もオレンジから深い紅へ 雨のあとだから茸はざくざく 蓮は花托が沈んでゆき水面を覆っていた葉の勢いも失われつつある 枯れに向かって景を塗り…

わが俳句の師が旅立たれた 夏に見た夢が正夢になってしまった 覚悟はしていたつもりだが 死というものはいつも慌しく唐突にやってくる 訃報を受け取ってから 安らかに眠るように逝かれたという言葉に救われつつ さまざまな想いが行き交う けれど現実社会では…

WOWOWの悲しいところは 途中入場?しても もう1回上演するまでかなり待たなきゃいけないところ オフだと見られるがVTRは過当競争 家族だって気を遣う 宙ぶらりんの悲哀 深夜に録画したはずのシネマが特番や延長の影響で 途中で切れていたときの気分…

ポルトガル語で ありがとう ポルトガル・ピアノの集いでの一齣 ファドを奏で歌うマリオさん チャーミングな好青年でした いただいたポルトガル料理は センチュリーのシェフもかなり悩んでインターネットで調べたり尋ねたりの試行錯誤の結晶 鱈のハンバーグみ…

という訳でもなくボブ・ディラン入門編CDを衝動買い ついでにジャズのコンピまで 別にベスト・アルバムでもなんでも良かったのだが つい手に取ってしまったのが運命 小栗旬がなぜか今クールのドラマにも出ている F4だって いかにもな少女マンガ学園モノ…

かつての途中入場OKの映画館 〝インディージョーンズ〜魔宮の伝説〟を観たとき 前売りを買ってまで楽しみにしていたので途中入場なんて有り得ない 早くから並んで真ん中あたりのベストの場所に陣取る ようやく環境が整ってお話に入り込んでドキドキし始め…

〝オーデュボンの祈り〟読了 〆切を抱えながらって つまりは逃げ場を用意していただけなのか でもハマると2日で読み終わるぐらいのスピードなのに 比較的ゆっくり読まざるを得なかったので 愉しみが引き伸ばされてこれはこれでよかったのかもしれない おか…

ネット句会の10句競泳 昨夜〆切に滑り込んでホッ 句会への投句は時間が限られているから 割りとあっさり出すことが多いけれど 同人誌も含めた俳句誌への投句や競泳はぎりぎりまで粘る 吟行で見つけたものとじっくり向き合って心を表出する面白さ 思いがけ…

〝ラスト・サムライ〟をやっと観る 伊勢丹で衣裳展示を見て以来だから観てないことすら忘れるくらい なんとなく選んだチャンネルなので既に始まっていた 今の映画館は完全入替制で遅刻すると入れない かつての映画はいつでも出入り自由 だからチケットを買っ…

スタッフのひとりは鈴木亜美似 このあいだの鶴田真由似のお客様につづいて 宮沢和史をパワーアップさせた端正な設計士さん イン・ザ・プールの某マネージャーはもとより 最近誰かに似た人に度々出遭う それはそれで印象的なので 絶対忘れないからいいのだけ…

山の辺の道を歩いたときは 雨のせいもあって目にするものすべてが深秋の佇まいだったが 晴れていると爽やかこの上ない10月 あの日に限らず3人句会は天候不順に見舞われる カラッとした人間が3人も揃って何故に? それとも3人だからなのか 神話に彩られた地を…

聴こえている自分の声は実際とは違うって頭ではわかっていても 馴染んでいるだけに信じ難い テープに録って聴く声が一番客観的らしい じゃあこの常々わが耳に聴こえている声は一体何なのよ 吟遊詩人だけにしか聴こえない声で 世界中の誰も聴いた例がない そ…

そうでした VMD講習で出席したエリア会議の帰りに 再生そごうのショップ・リサーチを兼ねて心斎橋に途中下車 書店をチェックしたら入ってました ずっと探していた投句の為の200字詰原稿用紙が見つかって感激 さすが丸善 コンサルティング・サービスも…

京都店がいつのまにか閉店 原稿用紙はいつも丸善へ足を伸ばしていた 檸檬を置いていくお客さんが絶えないらしい 粋な別れの挨拶 これで京都の老舗という老舗書店は息絶えたのか 学生のころ毎日のように図書館みたいに通っていたからなあ 駸々堂のいつもの棚…

予報通りの雨で降ったり止んだり しかも肌寒い 三輪山は額田王の歌のように雨雲に隠れていた 桜井からタクシーで大神神社へ まずは温かいにゅうめん&柿の葉鮨をいただき 山の辺の道吟行スタート 若宮社から久延彦神社そして狭井神社 導かれるままに元伊勢の…

あすは吟行で山の辺の道へ お天気が気になるなあ 予報では小雨がち こちらへ移ってきて初めて詣でたのが大神神社 曽爾高原も遠いところだと感じていたけれど近くなった 三輪山のあたりは景観が懐かしさを呼び起こす 〝大和は国のまほろば〟ヤマトタケルの気…

ユマ・サーマンの〝ペイチェック〟を観る 好みの近未来シネマ 凡人っぽいけど設定は天才プログラマーのアフレック 彼はなぜかプログラマーなのにアクションも007クラス 恋人のユマも生命科学者という設定なのにバリバリ IQが高いと運動能力にも秀でるとは…

娘のヴォイス・トレーニングの発表会で お客様に遭遇 世の中狭いなあ 親子だったの?えっ姉妹だとばかりって まあまあ 娘はタイタニックのテーマとマンマ・ミーアとカッチー二のアヴェマリアを歌う なにより緊張していない アヴェマリアが1番安心して聴けた…

〝ブルー・タワー〟 この長編を飽きさせない石田衣良 揺るぎない構成力 ちょっとナウシカみたいな高揚感 一番傑作なのは 吟遊詩人が出てくること 200年先のテクノロジーで音楽を呼び出す 腕時計型のAIは猫の姿のホログラフ なんだか明るい未来みたいだ…

眠っているときに見た夢をすべて記憶できないのは 夢と現実を混同してしまわないように脳がストップをかけているらしい 信じられないくらい奇蹟的なでも実際のできごとやディープでリアルな感触の夢 確かにある 待ち合わせの場所に行こうとしたら 歩道橋がな…

昨秋 ポルトガル☆ギターというものを初めてしかもナマで聴いて ギタリストに一目惚れ またかィ 会場の準備を手伝うため早い目に出かけ ホテルのロビーで雰囲気のある黒ずくめのハンサムさんを見かける 持て余すような気だるさと静謐を身に纏った佇まい 心が…

俳句の宿命は作者であり選者であること 俳句作家である以上このメビウスから抜け出すことは出来ない 出来ることは 詩としての価値を生み出すこと&詩の価値を見出すこと 結論はというと やはりまだまだ未熟な吟遊詩人にとって 俳句という器は広大無辺 仮に全…

懲りずにおとといの風花句会 話題のひとつは選句の物差について どれほど優れたレシピでも季語が活かされていないと どうにも居心地は良くない 季語が働くと飛躍的な効果は宇宙規模 つまりそこで初めて俳句というタピストリーに心を動かされる状態へ導かれる…

きのうの風花句会 H氏がお仕事のあと参加 新装そごうの前のホテルの窓際のカフェで って思わせ振りなワリには本質に迫っていないなあ つまりはネット句会風切羽の友人をゲストに楽しくおしゃべりしながら真面目に句会 なんでこんなに親しくなったかと考える…

これから風花句会in心斎橋 句会は愉しみだけど 句会の前はいつも極度に緊張する だから他に気が回らなくてパラソルを忘れてみたり ただ逢っておしゃべりするだけなら気楽なのに なんでわざわざしんどいことを?って疑問を持たれるかもしれない でもね そんな…