絵画大好き

breath of spring

サンザシ ムンク展 ムンクの叫び じゃない部分に触れられた そんな気がする オスロ市庁舎のための壁画プロジェクト 労働者を描いた一連の画 フィヨルドを覆いつくす血のような空とか 陰鬱なタマシイではなく 呼吸というか 息吹きを感じる 雪掻きとか 道路作…

虹の凍結

最近 オフになれば出かけてるなぁ。。 きのうは^^ 大阪中之島の美術館30周年コレクションへ スノードロップ なんだけど ハートがかくれんぼ^^ 高松次郎 影/Shadow 1977 アクリル 円柱に浮かび上がる影ぼうし その浮遊 何度も通っているのに 今まで気づか…

青の遠近法

あなたにとって リアルとは? 夢とは? 日常を離れた シュルで耽美な旅より帰還しました^^v 旅のはじまりは 一枚のリーフレット あら♪ マグリット シュルレアリスム展☆謎をめぐる不思議な旅 どこで? 姫路かぁ ちょっと遠いなぁ。。 その舌の根の乾かぬう…

漣のひみつ。。。

プラチナ箔の上に 群青で描かれた その技法の秘密に迫るワークショップ♪ 行って来ましたョ^^ ひ み つ って? 気になる〜 きになる〜〜 実は、、、 プラチナの下に金箔が貼られていた なんて。。。 勘違い&納期の関係で 急遽 重ねたらしいけれど そんな失…

もうひとつの漣

写生帖の上に無造作に乗せられたフレーム 恐らくPost cardを切り取って枠を残したのだろう 彼独自のトリミング 写生帖の上で この小さなフレームを動かしては ベストの構図をあれこれ考えていたんだな 漣 福田平八郎展の白眉。。。 群青の清々しさ 抽象ゆえ…

青の血統

ルネ・マグリット 鬱蒼とした一本の樹がこんなに語りかける絵を他に知らない 全体のトーンは暁の青 夜明け前の青い闇 青を支配するのは呼吸を忘れた大樹 幹には たった今開けられたような樹の皮の扉が2枚 その洞に窓のある館や球形の物体が納められている …

Magritteの彼岸

絵画の彼岸は絵画の中にある 死の感覚が生の中にあるように 静物が記憶を持っていてもいいはずだ 目に見える事物はすべて ほかの事物を隠す 目に見えるものによって隠されている事物をぜひ見たい 目に見える事物が 見えないこともある ときどき見え ときどき…

Dali

ダリ回顧展 天保山に停泊中…☆ シュ〜ルな趣味まで合うんですねぇ 娘と^^ ダリはゴッホほど国民的人気ないから大丈夫でしょ と言うと そんなことないって きっと凄い人やって←&にアクセント^^ なんかチカラ入ってるなぁ で 必然的に早起き♪やれやれ〜〜 …

きのうは鎮魂の日 いつもなら日常に押し流されてしまうけれど この12年を想った いつか阪神震災忌あるいは阪神忌という季語が生まれた 季語というものは継承することで確かな活きた言葉となる の原稿でも震災に触れた 通り過ぎることは出来なかった 非日常…

東京研修は野分とぶつかって波乱含みだった けれど楽しい出逢い これが旅の輝きとなる まず研修のグループ・ワーク ベストメンバーで名残惜しいほど仲良しに♪ だけど このあと風切羽のリアル句会<秋の祭典>が待っている ところが 汐留に先にチェックインし…

マティスの金魚 金魚たちの呟きが聴こえてきそうな愉しさったらない あの絵くらいの金魚をかつて飼っていた 砂場に祖父が陶の火鉢を埋めてくれて 夜店でもらった金魚を放した 5年程経って マティスサイズに成長した金魚だったが 隣の隣に棲むガキ大将Mの家…

ひとりで観る藤田嗣治とふたりで観るレオナール・フジタ とにかく凄い人 人 人 入場制限しないのがフシギなくらい まるで日曜日の百貨店 ワゴンセールみたいに一枚の絵に十重二十重 吟遊詩人は肩越しに見えるからいいけれど 車椅子の人がひとりでみえていて…

藤田嗣治の展覧会へ 東山で降りて 川縁をゆっくり歩く お気に入りの場所 風が通ってゆくたびに茂り始めた草が揺れる せせらぎがキラキラと日を反す 誘うように腕を伸ばしてくる樹が蔭を作る 大きな烏揚羽がふいに顕れて いきなり太陽へと舞い上がる 週末の午…

ライヴのあとって いつも耳の真ン中にジンジン蟲が棲みつく 然も増殖していく ライブの帰り道 おや 夏の虫が鳴いてるなあ ミミズかな なんて^^ The Back Hornは爆音だから 耳の傍まで来て大声で囁かれた感じで そりゃ天にも昇るほどウレシかったんだけど …

シャガール展のチケット 宙ぶらりんのまんま ミッドセールに挿まれた1日だけのお休みだけど思い切って出かける タイトルに〝愛の〟ってのがお決まりのように付いているシャガール この場合はOKなのか それより10月 ハードになりそう 前半ほとんど予定が入っ…

ポスターのアタマに〝孤高の画家の原風景〟とある 〝炎の〟は今回見当たらなくてホッとしたけれど 興味を惹いたのは〝花魁〟 浮世絵をトレースして真中に置き 廻りに関連モチーフを散りばめる まるで蟇が花魁を支えているようで愉快 健気に踏ん張っているの…

ゴッホ展の印象を日記につぶやきながら違和感 娘が会場で思わず〝星月夜!〟ってささやいた作品〝糸杉と星の見える道〟 古い画集では〝星月夜の糸杉のある道〟 記憶と異なるタイトル 〝芸術家としての自画像〟かつて〝画架の前の自画像〟 タイトルが違うと印…

大阪でゴッホを観る リバーサイドの地中深くに輝くゴッホを観る 〝夜のカフェテラス〟石畳の感触や遠い馬車の響き まばゆい星を散りばめた夜空の青 黒を一切使わない画の中のあらゆる存在がこゑを発しているようで 〝芸術家としての自画像〟想像より遥かに明…

ゴッホ展に関する美術評論を読む 伝説やタイトルに捕われず〝自分の眼と感覚を頼りに絵を観よう〟に共感 〝炎の画家ゴッホ〟なんてタイトルの画集 手にとる気がしない 〝ゴッホの証明〟は読み物として面白かったけれど 〝ぼくは靴屋が靴を作るように絵を描き…

パウル・クレーの画のタイトル 色遣いはパステル・トーンだけど どこか表情が淋しげ ひどくピュアで切羽詰った感じ 娘がまだ小さかったときメッセージとともに手渡される〝ままが すきな ぱうるくれーの えを あげるよ〟 画材屋さんに貰った古いカレンダーの…

かってモリゾという画家がいた 性別女性 フランス印象派 あっさりした彩色のスケッチが眼を惹く たとえば 笛を吹く少女 野原の風の匂いがする 一寸ルノアールに似た雰囲気の〝桜の木〟 木に架けた梯子に乗って さくらんぼを摘む白いドレスの乙女 籠を高く捧…