2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

現在発売中の月刊〝俳句〟12月号の作品を読んで下さった方々から 心のこもった感想をいただく これほど嬉しいことってない 今回は誰に頼まれてもいないのに自分でハードルを高くしたから 一体どんなものが生まれるだろうって不安がsupernova並み だから一入 …

このツアーのGRAPEVINEは色気と威厳とか 確かに 田中さんって声とか表情とかセクシーかも ツアーの終幕でよくあれだけの声とパワーを保てるなあというのも驚き プロの自覚&見せる=魅せることへのサービス精神 やっぱり関西人 さすが大阪 なにより彼の紡ぎ…

GRAPEVINEは聴かせるだけじゃなく 見せることも十分意識したステージだった 2階席から観ていたので バンド全体が見渡せて 劇団四季ばりの照明も堪能 GRAPEVINEのオーディエンスは平均的に背が高い 当然スタンディングだと見え難い 初めてのロック☆ライヴで驚…

勿論このGRAPEVINEは娘のお勧めで なにしろ大阪だし夜だし しかも友人は受験生なので誰もつきあってくれない というからボディーガードとして あくまで付き添い だったはずなんだけど 結構楽しめた 根っこがお祭りB型だから? 娘はDNAだと断言するが 最近の…

遂にBUMP OF CHICKENのチケットを入手 大阪城ホール初日 まだ来年の2月 12月のThe Back Hornが今年のラスト☆ライヴとなりそう 先夜のGRAPEVINEは明らかに客層が異なっていた なぜか1曲目から柵の前で暴れて摘まみ出される奇特な観客もいない 1階のスタンディ…

朝日の日曜版に〝魔王〟の書評が出ていた 評者は角田光代 〝考えないことの恐怖〟&〝考えることの恐怖〟を感じたという 1冊の本でもいろんな見方切り取り方ができる 同じ伊坂幸太郎の〝ラッシュ・ライフ〟〝アヒルと鴨のコインロッカー〟このあたりはまだま…

健診の書類を受け取りに京都へ 検査の日は体調万全 問診でも〝この心電図はスポーツやってた波形だね〟なんて言われて気を良くしていた レントゲンも夏のはじめの気管支炎の画像に比べてクリアだったのに 真冬生まれの割りに寒いのが苦手 極端な冷え性 なん…

昨夜のGRAPEVINE キャリアというか積み重ねって素晴しい 彼らの音楽は洋楽を聴くような不思議さがある つまり歌詞を読んで歌を聴いてという手順がいらない 音楽そのものに反応できる ヴォーカル自体も楽器の一部であるかのように響く ステージは25曲 構成も…

K誌への投句完了 清書前に風切羽句会の10句 競泳結果が届き またもや悩むこと暫し ネットで句会というのは聴くより参加するほうが面白い これは紛れもない事実 遠くても心を発信受信することができる 勿論オフ句会は更に楽しい 100年ぐらい先の未来なら 月や…

香港ノワール 1作目を観たときは知らなかったけれど 3部作らしい しかもブラピがハリウッドでリメイクと聴けば これは観ないとね で 2作目は前作の謎が疑問が少しずつ見えてきて より哀しい過去編 そうなると1作目をもう一度観たくなる でも消えていた …

今季のラスト・コレクション パーティ・ラインが入荷してお店は華やぎ始めた 娘に〝仕事も俳句も楽しいことばっかりでいいね〟と言われる これって皮肉なのか まあ荒立てず素直に聴けば それほどシアワセそうに見えるってことらしい りんくうのホテルへ修行…

きょうは定例つりがね句会で京都市内へ 郊外の田園地帯を北へ 粧いはじめたなだらかな山々に囲まれるだけでホッとする 先生が逝かれてから初めての集まりなので 追悼句が散見される 追悼句の難しいところは 悲しみのあまり感情が優先してマイナス要素ばかり…

〝魔王〟や〝重力ピエロ〟を読んでいると 兄弟っていいなあと憧れる 描かれるふたりはまあ一寸アレでね あまりに突飛な発想なので 兄弟のいない作家が書いたのかと思ったら 弟がいるらしい 映像ではできないことを小説で書いたと豪語 のワリに映画化される本…

餡の詰まったアレ 冗談みたいだけどアルションの粒アンパンを日々食し貧血が治った 〝激刊!山崎〟で山崎氏がやたら貧血って騒いでいたから こっそり教えてあげたいな 試験管を指差すドクターから これはねえ相当深刻な貧血だからねと 薬の服用を勧められた …

吟行という至福の企みは一体誰が発明したんだろう と吟行のたびに考える その日の天候から自身の体調まで影響するピクニックのようなワクワク 心が解き放たれて行方知れずになるのを繋ぎ止めるのは17文字への執着 圧倒的な季語の存在感 なにしろ吟行するとリ…

小さいときから光りものに目がない娘 マリリン・モンローの首飾りが見たい!というので京都大丸へ 大阪の某百貨店で盗難事件があったばかりだからか 警戒厳重 展示ケースへと踏み出す足にまで緊張が走るほどでもないけれど とてつもなく大きなイエロー・ダイ…

〝重力ピエロ〟読了 重いテーマを孕みつつ軽やかに駆け抜ける爽快感 俳句もこうでなくっちゃ 正統派など目指さなくていいじゃないかと言われたことがある かつて実現可能な目標&なかなか到達できそうにない目標のふたつを常に掲げていた それをひとつずつク…

気付けば11月 神々が出雲へ旅に出る神無月 果たして神さまのお留守にお願いしても大丈夫なのか 〝千と千尋の神隠し〟には神さまの骨休めが描かれていた トンネルという結界を抜けた先は神々の出雲だったのだろうか 句会で吟行でK先生から聴く民俗学のお話は…

〝一粒〟という季刊誌をいただく 掲げるテーマや会員それぞれの評論が興味深い 今季は〝映画と俳句〟を特集 メトロポリタン美術館のピカソやアンリ・ルソーについて優しく語ってくれるN氏だが 今号では〝ベニスに死す〟についてのエッセイを寄せている 確か…

31日の夜はハロウィンだったので 娘のリクエストにより 南瓜のスープをプラス 植物園前のカフェでいただいたスープの味が忘れられないらしい こうして日常の中へ戻っていく それとは逆に あの夏の夢はより鮮やかに 〝元気か?〟って訊ねる声の慈愛に満ちた響…