窓辺の小さなマイ・ガーデン 北向きなのに 土の中があたたかくなり ふたたび緑が甦る 春という季節の偉大さ 
日蔭を好む蛇の髭や蔦やヒースを植える その空間に天を映したような青い目の猫が一匹 夜の闇を身にまとう騎士 バンプの唄そのままに 違うのは 目玉はガラスで身体は銅板製というところ それに満身創痍でもない  
   
     野良猫に名前のありて恋をして  吟遊詩人