夢や憧れを抱いて 懸命に生きている最中 理不尽に命を奪われる これほど悲しいことはない 普段必要にかられて利用する鉄道やバス 命を預けて生きていることの怖さ 
宝塚まで1時間 乗り換えなしの便利さで たびたび使っていた車両だけに驚きは大きい 三田や北六甲そして宝塚方面の友人・知人のことが気がかり 
永遠にホームに電車が来ないのではないかと疑うほどの田園地帯をのんびり抜けて メトロポリスを過ぎふたたび郊外へと向かう電車にこんな事態が訪れるとは 辛すぎる なにかがどこかで歪んでいる気がしてならない
   
    山吹のあふれて風を呼び醒ます  吟遊詩人