minstrel12092005-10-04

俳句の宿命は作者であり選者であること 俳句作家である以上このメビウスから抜け出すことは出来ない 出来ることは 詩としての価値を生み出すこと&詩の価値を見出すこと 結論はというと やはりまだまだ未熟な吟遊詩人にとって 俳句という器は広大無辺 仮に全てを見通すことが出来たとして 知り尽くした状態で俳句を創造しても 謎も不安も魅惑もなんにもなくて つまらない石ころになってしまうかも 
永遠に掌に入れられないからこそ求め続ける 故にこの小宇宙は眩しく輝き続けるのだろう  

プチ写真館 茸の聖家族