懲りずにおとといの風花句会 話題のひとつは選句の物差について どれほど優れたレシピでも季語が活かされていないと どうにも居心地は良くない 季語が働くと飛躍的な効果は宇宙規模 つまりそこで初めて俳句というタピストリーに心を動かされる状態へ導かれる ただその基準というのが難題 論理的に光を当てるだけではどうしても解明できない感性という部分 これはひとりひとりの感覚から紡ぎ出される判断なので 百人選者が居れば百通りの選び方がある 間違いとか絶対ってものは存在しない