2007-02-17 ■ poem 呼吸する木があり春を待つてゐる 夢に落ちゆく一瞬の枯蓮 捌かるる鴨の覗いてゐる扉 さし色を入れたるやうにさへづれり ふと我に返りし鬼の余寒かな 限りなく空へ近づく春の雪<枯蓮> かれはちす <さへづれり> 鳥の恋 鳥は 自由奔放で いいなぁ<余寒> よかん 春になっても残る寒さ ことばの響きも好き♪ fine snow 待っていても 来ない とうとう あきらめて歩き出す どんどん 離れてゆくようで ふと 歩みを緩める そんなとき なにかに心を奪われる 瞬間 不意をつき 舞い降りる 風の花