ずっとお気に入り石田衣良 最近読んだ〝LAST〟かなり重かった 世の中に対してますます鋭角 けれど彼の人柄から来るものなんだろう 人間へのまなざしは穏やかで変わらず優しい 最新作の〝40〟も早く読みたくなる もうひとつ〝空は、今日も、青いか?〟は記念すべき初エッセイらしい 知りたくないこともあるから 読みたくない気もする こういう気持ちって何なんだ ミュージシャンへのインタビューでも一瞬読むことを躊躇う パンドラの函じゃあるまいに 雑誌連載中の劇団のお話は 彼独特の切り込みにワクワク 
劇団といえば このあいだ観た〝リバティーン〟 どんなキャラも素敵すぎるジョニー・デップ 役が降りてくるタイプなんだろう 悪魔的な放蕩詩人を彼らしく これはジョニーなのか伯爵なのか って感じで 大好きなマイケル・ナイマンの音楽も溶け合って ある意味 実在の伯爵以上に リバティーンの本質に迫っていた