アクアサンタ☆彡2007.5.27.

いつもながらスリル満点の風花句会 今回は電車が遅れてしまい、、 赤膚山行きバスが来たのに なぜか目の前でドアは閉まるわ(?_?) 波乱含みのスタート 結局 俳人は歩かな〜〜ということで 大和文華館まで 徒歩ホf^_^; 話題は専ら 芦生の森吟行 その装備について 合羽とか靴とかカメラの充電とか^^ なにしろ梅雨の最中の原生林 ネイチャーガイドさん付きとはいえ 京都のハイジと呼ばれた私を除けば^^ 微妙に都会出身者の割合が高い ホンマ大丈夫かなぁ〜 というか この風花 アドヴェンチャー系を極めつつある^^ そうこうするうち 目的地へ









エメラルドの森の中に群生するはずの笹百合は、、 まだ清楚な蕾でした が 原始の匂いがする朴の花のミルキーホワイト 間近で見ると迫力〜 小刻みに揺れる卯の花の可憐な白 姫女苑の白い弦 白といっても 実にさまざまな白がありますねぇ 足下には 蛇苺の滴るような赤 茂みの先の水辺から牛蛙の啼き声が・・・ 一瞬 ケータイの振動音かと勘違いする哀しさ^^ 葉桜のドームをつき抜けて降りそそぐディーバは鶯 夏を迎えて老鶯と呼ばれます 声もいいけど このローオーという響きも味がある 駅から5分ほど こんなところに サンクチュアリの宝箱が存在するなんて ね











 
和文華館の展示室 輝く五月の世界から一歩踏み込んだだけで ひんやりと小暗い その真ん中に硝子で囲まれた中庭があって まるで四角柱のフレームの中の竹林 天上から降り注ぐひかりを乗せた竹の葉が いちまい いちまい 水中を舞う小舟となって 落ちてくる 硝子を通しただけなのに 自然界と隔離されたように感じる不思議 巨大な宇宙船の中の箱庭みたいな 見捨てられ離れていく地球。。。 妄想全開なわたし^^ 竹落葉 これも初夏の季語











本日の句会場は トラットリア☆アクアサンタ アクアサンタ これは聖なる水という意味 まほろばにふさわしい名前ねぇ Veneziaとか広尾にもあるという話ですが 奈良登美ヶ丘のアクアサンタは 何処より落ち着ける♪ 今年の春 開店したばかりの友人のレストランです やっと出来ました〜HP^^ 素敵なシェフのインタビューが見当たらないのは なぜ^^  
http://www.trattoria-acquasanta.kansai.walkerplus.com/ 
下関の魚河岸から届く食材は絶品 前菜のイカとかサーモンの柔らかさ メインのパスタ2種 なんだか進化してる^^ ワインや紅茶に至るこだわり 金沢の酒屋さんで仕入れたフランスの紅茶Janat この紅茶缶 猫の商標もね エスプリが感じられて可愛い♪ ひとつひとつ缶を開けて 香りを確かめる 選んだのは<ストラディヴァリ> ベリーのフレーバーで すっきり 本日はじめてトライしたキーウィのジェラート 隠し味の檸檬&リキュールがさっぱりと 真夏のような土曜のランチの締め括りに ぴったり 天性の料理人やねぇ。。。










 
俳句ですか^^ 奥のテーブルで ゆっくりゆったりさせてもらって 活き活き鮮やかなT氏の司会進行  S氏の研ぎ澄まされた鑑賞 Yさんの機知に富む観察 Hさんの不思議系感性 メンバーのバランスも絶妙 句会では まず 短冊という紙に それぞれ句のみ清書 ばらして何句か清記された用紙を時計と逆に回す モチロン誰の句かわからないはず なんだけど、、 句柄は たとえ署名がなくても 作者の貌が見えてくるようで 1句ずつ高点句から順に褒めたり落としたり^^ 心の襞に分け入る ひと口批評 最後に作者が明かされる緊張感☆ 感覚をクリアにしてくれた?シチリアワイン。。。 この季節の翠のように しっとり深みを増す風花句会なのでした 
ところでシェフは… 句会の邪魔をしてはいけないと あんまり貌を見せてくれない^^ 彼は わたしたち俳人が 電子辞書を駆使している姿に驚いたようで 
歩きながら ひらめいた句をケータイにメモって その場で電子辞書の季語や言葉を検索する これ〜今じゃ〜〜 俳人のコモンセンス@なんだけどね^^ 




和文華館
http://www.kintetsu.co.jp/spot/spot_info/spot0000049.html
レストラン近くには 上村画伯の松柏美術館 
http://www.kintetsu.jp/shohaku/index.html