ジャックは誰だ?

そういえば いただいた本で潤ってますねぇ^^
句集ばかりか 最近 俳句誌も数多 
今回は 俳句結社あるいは超結社に限ってのつぶやき
結社って いったい何してはるの? 
う〜ん フリーメーソンじゃないですね^^ 
モチロン 薔薇十字団でもなく、、、 
だから〜 それは〜 秘密結社ですよぉ〜 以下 真面目に…



豆の木No.11
おもちゃ箱みたいに どこから開けても面白い 風花メンバーのYさんからいただいた超結社同人誌です 俳句の結社を超えた<豆の木>は 競詠あり評論ありエッセイあり Yさんの写真&俳句を織り込んだ<狭庭創世期> とっても誠実でナチュラルな文章 彼女独特の心の奥まで見つめるようなまなざしを感じます 俳句は 素直でユーモラスで ちょっと地面から浮遊してる そんなところがチャーミングなYさんそのまま <豆の木>は 閉じてない感じが素敵で 一筋縄ではいかないところが最大の魅力でしょうか ジャックは誰だ?

      シーサーの荒星呑んだやうな貌     由季


青垣1号
この瑞々しい名前 代表のOさんの句集のタイトルじゃなかったですか^^ 新聞社のどこにおられるのか 現在の詳細はわかりませんが 俳句というご縁で繋がっているんですね今も^^ というか きっと 彼は面倒見が良くてあったかい方なんです かつて某俳句誌の賞を競い合った仲?でしたね^^ 彼は見事☆受賞 わたしは候補… 昨秋 評論もちょこっと書かせていただきました 読んで下さったかしら <青垣>は結社ではなく俳句集団 互いの作品に触れることで 自らの作品を磨こうという趣旨 彼ならではの包容力とパワフルなものを感じる俳句誌 これからが楽しみです 創刊おめでとうございます いつか吟行できたらいいですねぇ なんて^^ 

      寒雀みんな出てきてこれくらゐ     雄作


一粒第41集:俳句のリズム
テーマごとに座長が交代するシステム 毎度 評論の読み応えあり 風花のSさん所属の現代俳句系結社誌 ただいま彼は作品の方向性を試行錯誤中らしいけれど 発売中の俳句研究4月号の記事に触発されて^^ 今後改めて作品を掘り下げていきたいそうで ちょっぴりお役に立てて?ウレシイ限りです 彼については <句友句敵>のリレー・エッセイで その魅力の一端に触れましたが 職場の若手中心で<こつぶ句会>を創設 実は<一粒>が今の結社となる前身の電通俳句部 そこにかつて参加していました 葦の会とか大和の会とか なぜかワイン付き吟行^^ このときの鍛錬会 壮絶。。。 なにしろ 1泊でおひとり百句ですから^^ 

      霜柱けふのいのちの地に満つる     逸朗 


隗3月号
今 4月号見つからなくて^^3月号 主宰のMさんとはH先生の鍛練句会で意気投合 元某劇団の座付きだけあって シェイクスピアのような^^洞察力 余白を大事にする人 俳句作家として進むべき方向とか それとなく気遣って下さる兄のような存在 特筆すべきは 彼自身による連載エッセイ<音読すべき詩歌句> 教養ありすぎですってMさん というか もっと勉強しなきゃな私… お仕事柄 現代人には珍しく^^お着物をさらっと着こなしている 達人の域 <百足の蛇足>の絵と文はKさんですね 虫とか動物と やたら仲良し そのペーソス変わらないなぁ^^ それにしても 忙しい人に限って更に忙しいことを思いつくのだろうか^^ 

      ひろげたる腕にぬくみ雪女郎      雅由 


結社というのは人の数だけ想いがあり 交響曲だと誰かが言っていた それ故考えも千差万別 いつまでもいっしょにというのは幻想に過ぎない 何をこころざすか そのあたりが未来を分けてゆくのかもしれない 一方 超結社 これは なんだか よくわからないカオスなところが 楽しかったりして^^

ここまで書いたら 河誌が届きました 
ハルキジムの判定結果・・・対戦カードはdraw 
ホッとしたような かなり悔しいような 師によると わたしの俳句は 現代詩的な感性だと把握 しかし 期待して下さったほどの作品で応えることができなかったようで そんなに期待してもらってたんだ〜 って感動してる場合じゃあない^^ 今回の作品からは独特の詩性を感じなかったそうです; 特選 蛇穴を 青き踏む 秀逸 燕来る 謝肉祭 蝌蚪の国 あとは佳作 さくらの句はカットされて10句中9句掲載 

きっと 対戦相手のTさんもベストの作品で挑んで下さったんだな 彼女はわたしとはまるっきり感覚も違って 土俗的な情念の作家 先生によると 修羅を鎮めている とか 彼女のタイトル<恋人よ> わたし<水晶> 既にタイトルがそれぞれの俳句を体現しているようで^^ H先生の評価は 両者とも力が入りすぎて手が伸びなかった そうです^^ つまり 魂の一行詩としてふさわしい作品を待っていて下さった…  
archivesに作品を載せています 
こちらから http://minstrel12.exblog.jp/5305388/
吟遊詩人のつぶやき 2007-3-10 crystal には
投函直後の自己陶酔的一瞬満足日記^^ ↓
http://d.hatena.ne.jp/minstrel1209/20070310










何の花びらでしょうか?
多分 桃の花と幣辛夷だと思いますが^^
濃いピンクの桃と白いさくら かもしれない…