もういいかい?





桃源郷の名前は 清澄の里 そこは まほろばの大和にあります 駅は帯解 最近 この風花句会=ドレスアップして優雅にレストランという路線じゃなくなってきました^^ グルメはグルメですが いつなんどき山へ歩み入るか予測不能 なので いっつもスニーカー^^
本日はYさんのお友だちのKさんが参加 大学を卒業されたばかり 4月から社会人です 俳句もシュールで面白いけれど 句会のひとこと評もなかなか大胆で 前から風花に居るみたいな馴染みよう^^ また お仕事が落ち着いたら ぜひ来て欲しいなぁ わが句敵^^のSさんも 久しぶりに参加 俳研のコピーまで持ってきて下さった 感激… 読んで下さってありがとう♪みなさ〜ん
駅から すぐのところに 帯解寺 安産祈願の由緒あるお寺 ここらあたりは 北山の辺の道とも呼ばれます のどかな鳥曇りでしたが 誰にも遭わない不思議な里 八坂神社 スサノオですねぇ 八重咲きの五色椿がちょうど見頃 円照寺 禁猟区らしい閑かさだけど 男子禁制の尼寺で 山門には監視カメラが狙っていました^^ 三島由紀夫の春の雪のロケ地らしい お寺とか神社では どうしても俳句がパターンに陥るので つい敬遠してしまう さんざん詠み尽くされているということもあるから創り難い だから 基本な〜んにもないところが好き^^ 











うぐいすの谷渡りが すぐそこに聴こえる 野鳥園より鳥がいる^^ 竜王池のあたりで春の雨。。。 ゆるやかな下りと上りが続いて どんどん狭く険しくなる道…

これで 道ホンマに合ってるのかな
でも 今更引き返すのは 絶対イヤやね^^ 
ここは ひとりでは来れませんねぇ 
赤い鳥居って なんだかブキミ〜 
竹がさやぐだけで 人外のものが潜んでいそうな気配を感じるね 
などと みんな言いたい放題 確か…俳人は 寡黙 じゃなかったですか^^ 
ひたすら山道を歩く そうそう Kさんは俳句のbounty hunterだったとか^^ それも自らしっかり句材にしてはりましたねぇ^^ 正暦寺 菫の崖を下りると 泣き笑い地蔵2体 どっちが泣いててどっちが笑ってるのかな Sさんは角度で違って見えるのでは とおっしゃいます なるほど〜〜 せせらぎの下り道 桃の花 木瓜の花 杏や李や桜まで やっと里らしくなってきたな〜と思ったら 目的地の<粟>でした 
長老の山羊さんが待ちくたびれていました 百年くらい待ってたの? そんな彼の前で山羊の肉がどうのこうの^^ ランチはログハウスで ひとつひとつ心のこもった手料理のおもてなし 大和の粟や古代米 菊芋とか野草茶とか 素材の持つ旨みを尊重したあっさり味 モチロン山羊のお肉などもってのほか^^ 遠く二上山まで なだらか〜に広がる光景のはず なんだけど はるか霞んでいました^^ コンニャク芋って まるで鬼の子みたいな角が一本生えているんですね 山羊さんは2本^^ 
句会は名乗らず講評 あとで作者を明かす みんな結構鋭いところを衝いてくる^^ 半年先くらいまでの吟行プランを決めて 名残惜しい清澄を去る 









  白山羊かあさんのうしろに子山羊^^ まぁだだよ♪

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