minstrel12092006-10-16

リアルな夢を見た 冷たい雨の気配 
足裏の泥の感触さえ鮮やかな そうか わたし裸足なんだ
気がつくと 高いビルの屋上 観覧車が遠くに点滅している
いつもの夢のエレベータで 果てしなく降りてゆく
あの悲しい迷子の夢かしら
子どものように泣いている私 それを見ている私 
何度も目覚めて 眠りに落ちるたび 夢のつづき 夢の自覚すらない
今夜も続きを見そうな気がする
夢の中で出逢った彼らは 待っていてくれるだろうか