小川洋子〝密やかな結晶〟を読む 娘の夏休みの課題図書 自分で選ばない本も偶には悪くない 
記憶の不思議について考える 消滅つまり死について考える 記憶は忘れてるだけで無くならない 努力しなくともふっと想い出せる 自身が消滅しても覚えていてくれる誰かが存在する限り完全な無ではない 娘がつぶやく なんで女性作家の描く女性は魅力が無くって 男性作家の描く女性は眩しいくらいなのかって それは憧れがあるかないか 可愛いなと思えるかシビアに切り捨てるかの違いだろう それより貴重な休みの半日をつぶして こんな視点から読後感想文を書いたら  なんてアドバイスしてくれるお母さん ねえ 居る?