このあたりは 学術研究都市と呼ばれている だから研究所が林立 夢破れて?去っていったところもいくつか Dr.の診療のあと あたたかそう なので 足を伸ばす 

いつもの森を抜けていこうかな 日蔭は まだ霜が降りたままの原っぱ 蒼穹に溶けてしまいそうな裸木 S研究所は 住宅メーカーだから 植栽にも情熱的 紫式部の実が ひとつだけ残っていた 日溜まりのアメジスト 







百葉箱の角を曲がると ルーブルの向こうを張って^^硝子のピラミッド 砂漠でも花の都でもなく この田園地帯に存在することが不思議だけど もしや ここにも聖杯が隠されてる? 
丘へ登ると中世の城砦のような建造物 草に覆われて 誰もいない気配 真冬の小鳥が 零れるように啼いている まるで ラピュタが地上に降りてきたみたい