我が家の図書委員もどんどん借りてくるから 読みたい本が目白押し 〝風神秘抄〟一気に読む 笛を吹く少年がなかなか 荻原規子のファンタジーは 殊に日本の古代という設定で異彩を放つ 人語をしゃべり人間はなぜ泣くのかを知りたがるカラス〝鳥彦王〟 
ファンタジーはその世界に没頭できるか否かが決定的な分かれ目 ハリポタの類は入り込めなかった ゲーム系も目が竦む 吟遊詩人の場合 キイワードは神々の匂いが濃厚な古代なのだろうか 何れにしても 笛を吹けば自然や動物と共振する異能の少年ってところが素敵