minstrel12092005-08-06

西本願寺へ吟行 まだ俳句を始めたばかりの頃 親鸞さんのお誕生日に訪ねた記憶 そのころは俳句より世阿弥の能に傾倒していて 南能舞台観世流を堪能 周りに敷き詰められた白砂に響く鼓の音が甦る 
逆遠近法で描かれた書院の襖絵 天井画の書物を守る猫がキュート 秀吉の装束の間 武者隠しは今やモノ隠しで見せられないらしい ホントかな 杉板の劇画調の虎  清正が仕留めた虎を持ち帰ったとか 飛雲閣金閣銀閣とともに京の三閣と呼ばれている 貼り巡らせた障子の秘密 四百年前の姿に修復されたお池は蜻蛉の楽園 
案内の僧侶が清々しく静謐なたたずまい 修学旅行生向けのナビだったらきっと逃げ出してた 鳩も大銀杏の片蔭に避難するような炎昼のひととき
プチ写真館 非公開のお池