2005-02-04 ■ 俳句的つぶやき 【記憶を自分の中でしっかり受け止めないと風景は立ち顕れない】これは わたしの記憶が定かならば 建築家の安藤忠雄氏の言葉 そう言えば お正月のロミオの舞台 彼もマチネーに来ていたとか 同じ時間を共有する不思議句会のような時間の制約の中では 自分自身の記憶の抽斗が洗い浚い試される そこから事実ではなく 真実を掬い上げる作業は快感 スピードやスリルの至福に酔いしれる 春の闇ロミオの腕を引き戻す 吟遊詩人