急ぎ足で 森を抜ける 海を見晴らす塔の下で 待ち合わせ いつも時間通りにやってくるG 彼の影は やはり尖がっている 貝殻のような螺旋階段を駆け上がれば ひかりの海 見つめあうこともなくふたりは いつまでも 海を見ていた 虹の架かる廃墟で Dを見かけた は…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。