minstrel12092006-10-01

何年振りだろう 飛鳥を歩くのは 
甘樫の丘からスタート 稔り田 きちきちばった 案山子 まんじゅしゃげ 
欠けることなく過剰さもない風景 
飛鳥川には空より碧い空がある 
時折 雲は羽ばたき 光の梯子が降りてくる気配 
こんな静かな時間の流れがこの世に存在するなんて 
ここに居ると 失うものなど何もないって気分 
あの道の向こうへ 何かに誘われるまま 歩いてゆきたい 
そうすれば 貴方にまた逢えるのだろうか