2006-10-01 ■ 風花句会 何年振りだろう 飛鳥を歩くのは 甘樫の丘からスタート 稔り田 きちきちばった 案山子 まんじゅしゃげ 欠けることなく過剰さもない風景 飛鳥川には空より碧い空がある 時折 雲は羽ばたき 光の梯子が降りてくる気配 こんな静かな時間の流れがこの世に存在するなんて ここに居ると 失うものなど何もないって気分 あの道の向こうへ 何かに誘われるまま 歩いてゆきたい そうすれば 貴方にまた逢えるのだろうか