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いつもの植物園　園長さんがいつのまにかM先生になっていた　入口でもらえる<気まぐれ園便り>をイラストでずっと書いている人物　<植物園教室>で娘が小さいときからお世話になっていたので驚いた　この前お目にかかったのは　紫陽花の茂みでしたね　どこにお出でですか？と尋ねると　まあ泥だらけになって　蒸暑いのに長袖長ズボン長靴の出で立ち　キラキラと目を輝かせて　園のトラックに乗せて下さり　貴重な苗を分けて下さった　酔芙蓉のように色彩が変化する原種月見草　然も月の光で　昔は道端のどこにでも咲いていたそうだ　今では植物園の楽屋裏にしか咲かない　こうしてひっそりと消えゆく種は　瞬きの間にも増えているのだろうか