2006-07-24 ■ poem 深梅雨のひとときを狙って 蝉が鳴いている だけど午前中一杯だった もう雨雲に覆われて 隠れてしまう太陽 額に雨が一粒 あの夥しい空蝉の上にも きっと一粒 鳴かない蝉にも一粒 いったい世界はどうなってしまったのだろう