スリリングなヴァレンタインの想い出は語り尽くせないほどあるにはあるが きょうはそんなのは置いといて 京都シネマのプレヴューに出ていた江口洋介主演の映画〝ギミー・ヘブン〟 自分が感じたり見たものが他人と違う感覚で脳にインプットされる〝共感覚〟をモチーフにしている 聴覚と視覚など異なる感覚同士が同時に顕れる きっと誰にも解ってもらえない絶対の孤独 たとえば作品を仕上げたとき解ってもらえるか不安になる状態が永遠に持続するってこと 解ってもらえないと条件反射のごとく凹む たとえ目の付けどころが違っても たったひとり共感してもらえたら生きていける気がするから