2005-03-22 ■ つれづれ 木蓮の炎は純白 ある日突然枯れきった園に顕れる 夜目にも白い篝火 気づけば足元はすでに下萌えのさみどり 流れるような雪柳の枝には小さな芽がプチプチ連なって マンサクのスポットへ急がなくては ウォークマンを外そう 鶯のレッスンを聴き逃すな 煙るような雨がまた降り出した 草を摘む虹の匂ひの雨のあと 吟遊詩人