彼の小説で感じる不可思議その1 タネをさらっと明かしてしまうのはなぜ? ひとつ☆彡閃いた つまり種明しを楽しむ小説じゃない 
心の網に引っ掛かる本筋とは微妙に逸れたエピソード 文明批判みたいな切り口 輝きはエメラルドの原石 自分で掘り出して磨くしかない 
ひょっとして これを書きたいが為に 小説を書くのではないかと疑うほど 作家の初期衝動 なんて勘繰りだろうか 作者に深読みだと笑い飛ばされるかも でもでも 気になって仕方がない 
  
身の中に仕舞はれてゐるしゃぼんだま  吟遊詩人