蚕豆を剥く 艶やかな緑の透明度 光をたっぷり浴びてまだあたたかい なぜだろう こんな大層なものに包まれて 然もふかふかのベッド 親指姫だってここまで守られてはいなかった 空豆とも書く ゆっくりと鎧を脱ぐように剥く 中から飛び出すのは一匹の天邪鬼 豆…
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